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人気の草花

9月11日、ここ最近、自然館への問い合わせや受付での質問が多い草花を3つご紹介します。

1つめはマヤランという野生ランです。葉を持たず、主に菌からの養分で生活しています。

7月と9月の年に2回、開花のピークがあり、現在2回目の開花が始まっているところです。

多摩丘陵では各地で普通に見られ、珍しいものではありませんが、なぜか根強い人気ぶり。

長池公園第一駐車場裏の園路沿い、林床(シラカシやツバキの奥)に点々とあり、マヤランは

計7個体、花に色味の無いサガミランはつぼみが2個体、それぞれ確認できました。

園路から少し外れての観察になりますので、足もとや頭上などに十分ご注意下さい。

また、菌従属栄養植物は、周囲の踏み付けの影響を受けやすいことが知られています。

生育地保護のため、むやみに歩き回るようなことは控えていただくよう、お願い致します。

続いてはキキョウ科のツルニンジン(ジイソブ)というつる植物です。

こちらも特段珍しい種類ではありませんが、花が咲くほど大きく育った個体は希少です。

今年はつくいけの道や長池前広場の生育地での開花状況が思わしくなく、残念に思って

いましたが、代わりに、ながいけの道の第二デッキと浄瑠璃姫の碑の間に仕立ててある

個体が見事につぼみを多数付けています。今日時点で2花、すでに開花していました。

見頃はこれからしばらく続くと思いますので、ぜひ一度ご覧下さい。

最後はこちら。マメ科の大型草本、イヌハギです。希少な種類のため、保護しています。

園内で見ることができるイヌハギは、もともと自然館の屋上緑化に自然発生していたもの。

屋上には上がれないので、自然館周辺や築池堤防、第一デッキなどに定植しています。

ややピークを過ぎようかというところですが、まだしばらくは咲き続けてくれそうです。

以上3つの草花の見られる位置をプロットしましたので、観察の際は参考にして下さい。

取り上げた3種以外にも、園内では秋らしい草花が色々と見頃を迎えています。

順に、ヤマホトトギス、ノハラアザミ、タイアザミ、ジョウシュウカモメヅル、イタドリ、

ナンゴクヒメミソハギ(水田内)です。どの花も本当に魅力的なので、探してみて下さいね!

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