10月24日、堀之内東山方面の公園緑地、2ヶ所の草刈りを実施しました。
堀之内東山ふれあい北緑道の一角で、巨大なイネ科植物が天を衝いていました。
住宅工事が行われる前の2017年10月に初めて見つかって以来、東山地区の各地で
発生するようになり、生態系への影響などが懸念されているヨシススキという植物です。
(※写真の個体は撮影後に刈り取ってしまいました。)
とにかく巨大なので、ススキなどと見間違う心配はありません。どちらかといえば、近縁の
サトウキビとよく似ています。前に試しにかじってみたら、わずかに甘みを感じました。
多数生育していた造成裸地は全て宅地化されたので、現在見られるのは緑道沿いの一部や
植え込み内に限られます。と、言いたいところなのですが、じつはメッカがあるのです。
その場所は、東山住宅から中央大学方面に広がる堀之内東山はぐくみの森緑地の法面です。
ご覧のとおり、眼下に巨大なヨシススキがわしゃわしゃと生い茂っています。
発見当初は以下のような案内を作って周知していましたが、ここまでくると一筋縄には
いきません。今後、緑地内に定着したヨシススキをどう対策していくか、そろそろ真剣に
考えなければなりませんね。東山地区以外の公園緑地内で見かけた方はお知らせ下さい。
休憩中、堀之内沖ノ谷戸公園で見かけたアキノノゲシ、ヤクシソウ、ネコハギ(果実)です。
そして、こんなものも見つけました。ムラサキツメクサ(アカツメクサ)の五つ葉です。
“いいことあるかな?”と幸せ気分に浸りつつ、午後からの講師のお仕事へ向かいました。