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ヤマガラ抱卵始まる

3月28日、予報に反して昼頃まで雨が降り、予定していた緑地作業が中止になりました。

午後からの出張の前に雨上がりの園内を散策すると、マダケ林の近くで“宝石”を発見!

ワインレッドとダークグリーンのグラデーションに、思わず息を飲みました。

この宝石の正体はクレマチスの仲間の自生植物、ハンショウヅルの蕾です。

花は毎年必ずチェックしているのですが、蕾がこんなにも美しかったなんて・・!

さて、自然館巣箱のヤマガラは6個の卵を無事に産み終え、抱卵態勢に入りました。

卵の温度が一定になるように、温める体の向きを少しずつ回転させながら変えていきます。

これにより、雛はほぼ同じタイミングで孵化し、兄弟間で成長に差が生じなくなります。

抱卵を終えた後の親鳥の尾羽によじれた寝癖が付いていたら、それは努力の証なのです。

動画もご覧下さい。卵を嘴で丁寧に回転させ、まるで愛情を注入しているかのようですね!



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