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ミミズクとイチゴツナギ

5月16日、今日から長池公園で専門学校の実習(3日間)が始まりました。

1年生は水質調査や植物の観察スケッチ、2年生は植物と哺乳類の調査に取り組んでいます。

実習中は生き物との出会いの連続で、初日から学生さんたち(いえ私・・)も大興奮でした。

つくいけの道入口の手すりに止まっていたのはミミズクというヨコバイの仲間の雌。

胸部にある2対の突起はミミズクの羽角というよりも、ネズミの耳にそっくりです!

大きな体でよたよたと横移動する姿がとても可愛らしく、私は一瞬でファンになりました。

同じ手すりでトビイロツノゼミも見つけました。こちらもとっても不思議な体型ですね!

梅園近くの広場に蔓延るアイノコヒルガオの葉っぱには、日本最大のカメノコハムシ類、

ヨツモンカメノコハムシが何匹か止まっていました。もともとは南方系の種類で、初めて

本州で確認されたのは2008年とのこと。そんなに最近のことだったとは驚きです。

苦手な人はすみません。つくいけの道を横断していった大きなシマヘビが、

そのまま築池にダイブし、対岸まで上手に泳いでいく様子を観察しました。

泳いでいる時にも舌を出したり引っ込めたりするなんて、初めて知りました。

その他に出会った生き物をダイジェストで。アカスジキンカメムシ、アカボシゴマダラ、

オオミスジコウガイビル、クロイトトンボ、シロコブゾウムシ、ヒモワタカイガラムシ・・

「あれ?実習は哺乳類と植物の調査じゃなかったの!?」というツッコミはさておき。

道端に生えていたイネ科植物、イチゴツナギの茎にヘビイチゴの実を繋いでみました。

やっぱり、本家のイチゴツナギは茎がしっかりしていて、刺す時の感触もいい感じ。

おまけに花序がざらついてストッパーの役割を果たすから、滑り落ちないんです笑。

実習のことを全く書いていませんでしたが、明日も引き続き楽しみたいと思います!

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