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ミノウスバ産卵と別所小学校プログラム

11月29日、南エントランスゾーンの園路沿いで、今年もマユミの実が見頃を迎えています。

マユミの木には様々な生きものが集まってきますが、先日、可愛らしい蛾を見つけました。

マユミをはじめとするニシキギ科の樹木を食べて暮らす、ミノウスバという蛾の仲間です。

よく見ると、頭側の枝には卵が産み付けられています。この成虫は産卵中だったのですね!

幼虫は葉を食い尽くしてしまうこともあり、害虫として名高いミノウスバですが、成虫は

蛾らしからぬ可愛さで、なんだか憎めません。「葉を食べるのは、ほどほどにしてね!」

さて、この日は別所小学校2年生(44名)の生活科授業を担当しました。雨で中止が続き、

6月以来、久々の実施となりました。テーマは「秋の色探しと冬支度をする生きもの」。

1年ぶりに伝統色の色見本を使いました。子どもたちはたくさんの色を見つけてくれただけ

でなく、「マグマいろ」など様々なオリジナルネームも発案してくれました!そう、色は

みんなが自由に名付けていいのです。秋の色の多様性を楽しく味わうことができました。

生きものは、定番のクワエダシャクのほか、キボシカミキリやオンブバッタ、そして、

エナガの群れが近くまで遊びに来てくれて、大盛り上がり!楽しい時間はあっという間に

過ぎていきます。一人一人が“秋っていいな!”と思ってくれたのではないでしょうか。

午後からは、委員の仕事で都内の専門学校へ出張してきました。Xmas仕様で素敵な空間に!

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