3月3日、出先にて、満開の菜の花畑をニホンミツバチやハナアブ類が飛び交っていました。
どの子もせっせと花粉を集めています。もうすぐ啓蟄。虫たちが動き始める季節ですね!
花粉は、後ろ脚の花粉かごと呼ばれる場所に丸められて花粉団子となります。可愛い!
しばし見とれていると、今度は背中にリュックサックのような黄色い花粉塊を背負った子が
飛んできました。以前、シランの花粉塊を背負ったヤヨイヒメハナバチを観察したことが
ありますが、このように背中にピタッとくっつく花粉塊を持つ植物は多くありません。
シランの開花期は4~6月頃で、私も今年はまだ咲いているのを見ていません。他の種類の
ランへの訪花時に付着したのか、それともどこかでシランがもう咲いているのでしょうか?
菜の花に気を取られて気付かないところでしたが、足もとには春一番のイネ科雑草、
アオスズメノカタビラが花盛りでした。Poa属の中ではもっとも早い時期に出穂します。
近くの花壇では、早くもネモフィラの花が咲き始めていました。やっぱり春はいいなぁ!