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ミズイロオナガシジミとマメチビタマムシ

  • May 30
  • 2 min read

5月25日、里山保全隊の定例活動日でした。第二デッキ周辺に繁茂した雑草の選択的な草刈りを行いました。希少な

ツクバトリカブトをはじめ、残すべき植物に注意を払いながら、増えすぎたキツリフネやドクダミ、ミズヒキなどを

刈り取ります。こういった細やかな作業は、動力機械ではできないので、ボランティアによる手作業が不可欠です。

長池公園の雑木林では、“ゼフィルス”と呼ばれる、初夏に発生するシジミチョウの一群が姿を見せ始めています。

もっともよく目にするゼフィルスはミズイロオナガシジミです。愛らしい翅の模様の中に、ハートが並んでいます。

鮮やかなオレンジ色が基調のアカシジミやウラナミアカシジミもちらほら見かけますが、ハンノキ林周辺に生息する

ミドリシジミや中央園路で日向ぼっこするオオミドリシジミは、近年姿を見る機会がめっきり減ってしまいました。

また、イボタノキを食草とするウラゴマダラシジミも、かつては園内に生息していたものの、2000年代くらいから

ほとんど確認されなくなり、現在では絶滅してしまったようです。ゼフィルスの多様性は、里山環境の豊かさを表す

ものさしでもありますので、引き続きモニタリングを継続しながら、生息環境の保全を進めていきたいと思います。

さて、今シーズンの観察テーマの一つであるチビタマムシの話題です。この日は自然館入口付近に蔓延るヤブマメの

葉に注目しました。予想どおりマメチビタマムシが何匹も見つかりました。チビタマムシの中でも極小クラスです。

そしてよく見ると、葉に止まったマメチビタマムシの周りには黒い粒が点在しています。そう、糞まで豆粒サイズ!

2枚目と4枚目の写真は近くのヌスビトハギに止まっていた個体です。先日登場したヌスビトハギチビタマムシかもと

期待しましたが、アップで見ると小楯板が視認できるので、どうやら思わせぶりなマメチビタマムシみたいですね。

自然館周辺やながいけの道沿いなど、ヤブマメが群生しているところで、ぜひマメチビちゃんを探してみて下さい。


 
 
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