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フモトカグマ

  • Jun 23
  • 2 min read

6月16日、午前中は公園業務、午後かはパルテノン多摩で打ち合わせでした。東京都は昨年度より自然環境デジタル

ミュージアム基本計画を進めています。東京の自然史は、昭島の都有地で建設が進められている博物館と、web上で

誰でも利用できるデジタル情報の双方に集約、公開される予定です。これに関連して、複数のプロジェクトが動いて

おり、今回はデジタルコンテンツに関する意見交換を行いました。今後も様々な形で協力することになりそうです。

話は変わりますが、今年度、専門業者による総合的な自然環境調査が進められている堀之内寺沢里山公園において、

大変希少なシダ植物が調査員によって発見されました。フモトカグマという種類で、東京都でも高尾山周辺以外では

極めて記録の少ないものです。管理者としても、この公園の植物相についてはかなり網羅的に調べてきたのですが、

閉鎖管理区域内のこの場所はたまたま見逃していました。そういった意味でも、発見の報せにはとても驚きました。

まさに灯台下暗しですね。調査員の方の素晴らしい観察眼と、その調査精度の高さに拍手をおくりたいと思います!

発見の御礼も兼ねて、近隣の谷底部に生育するオオクジャクシダをご案内しました。年々、大きく成長しています。

2枚目以降の写真は順にオオヒメワラビ、オオバジャノヒゲ、ハンゲショウ、キクノハアオイです。キクノハアオイは

数年前に園内の畑の周辺で見つかった外来種ですが、あっという間に広がり、今では谷戸の田んぼ周辺にまで勢力を

拡大しています。キバナニワゼキショウ、タマザキクサフジとともに今後の動向が注目される外来雑草の一つです。

都市に残された里山は、これからどのように変容していくでしょうか。普段は見向きもされないシダや外来雑草も、

その変化を読み解く上では欠かせない存在なのです。“自然を観る眼”を皆さんもぜひ一緒に養っていきましょう。


 
 
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