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フクロウスクープ!

  • 4 days ago
  • 2 min read

5月29日、都内の専門学校へ出張後、打ち合わせのため東京都公園協会本社を訪問してきました。珍しく、カメラの

シャッターを切ることなく過ごしてしまったので、満を持して長池公園の最近のニューストピックをご紹介します。

長池公園をフィールドの一つとして、以前から調査研究を続けているヤマザキ動物看護大学のM先生より、衝撃的な

写真が送られてきました。園路から離れた東京海上日動グラウンドとの境界部の林縁に仕掛けたセンサーカメラに、

フクロウがノウサギを捕らえた瞬間が写っていたというのです!上2枚は映像を切り出したもので、動画はこちら↓

捕らえた瞬間か、あるいはすでに死んでしまっていたノウサギのもとに舞い降りたのかは定かではないそうですが、

いずれにしても貴重なシーンであることに変わりありません。この場所は、以前にもキツネやイノシシが撮影された

ことがあり、近隣の緑地帯から時折、長池公園を訪れる野生動物の通り道になっているようです。写真のノウサギも

おそらく、尾根幹線道路を挟んだ町田の小山田方面から園内にやって来ていたのでしょう。余談ですが、野生動物が

尾根幹線を超えて八王子市域の園内に入るルートは主に2つあると考えています。1つは小山田陸橋直下の谷を通って

よこやまの道旧道を経由するルート、もう1つは尾根幹線道路上を横断するルートです。交通量の多い幹線道路上を

横断するのはリスクが大きいのですが、実際に、ノウサギやイタチのロードキル(交通事故死骸)も確認しています。

そして、なんといっても驚くべきはフクロウです。こちらも長池公園にはしばしば飛来しており、日没後に声を聴く

機会も少なくありません。その主な目的は夜間の狩りとみられ、手入れされて見通しの良くなった樹林内や伐採後の

更新地などでアカネズミを捕食しているようです。しかし、今回撮影されたのは4月27日の夕方16時40分で、まだ

明るい時間帯です。この時間からすでに園内で行動している様子が捉えられたことは、とても興味深い事実ですね。

また、フクロウの獲物としてはかなりの大物といえるノウサギを捕食する行動も珍しいと思います。2004年頃に、

フクロウの爪痕(前2本・後2本)がくっきりと残る、ノウサギの死骸を見つけたことがあったことを思い出しました。

あれからずいぶん月日が経ちましたが、“フクロウはノウサギも捕食する”ことを、カメラが証明してくれました。


 
 
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