ヒメハルゼミ初鳴きと別所小学校1年授業
- ひとまちみどり由木 指定管理者
- 6月26日
- 読了時間: 2分
6月24日、別所一丁目の蓮生寺付近でヒメハルゼミが鳴き始めました。18時半くらいから、
壊れたゼンマイのような「ウィーンウィーン」という声が一斉にこだましていました。
ヒメハルゼミについては、ちょうど八王子法人会の会誌6月号に記事が掲載されましたので
宜しければご覧いただければと思います。下記のURLから会誌のPDFデータをご覧下さい。
各地でネムノキが満開ですが、今年は特に花付きが良いように思います。遠くからでも、
鮮やかなピンク色が一際目立ちますね。梅雨のどんよりした空気を打ち消してくれます。
雨上がりの道ばたをヤマトタマムシが歩いていました。雨に濡れてもなお美しいお姿です!
ちょっとピントが外れてしまいましたが、飛び立ちの瞬間も偶然、撮ることができました。
この日は、別所小学校の1年生が来園しました。「夏を感じる」がテーマの校外学習です。雨と暑さの心配があったため、自然館前テラスで実施しました。1年生なので、観察対象を
絞ったほうが良いと判断し、話題沸騰中の「チュウゴクアミガサハゴロモを探せ!」という
お題を出しました。成虫と幼虫の生態や特徴、そして近年の急増について写真を用いてお話
したあと、一斉に探しました。成虫、幼虫ともに、探すまでもなくたくさんいたので全員が
見つけられました。後半は、観察カップに入ったチュウゴクアミガサハゴロモとよく似た
アオバハゴロモなどをじっくり観察しつつ「目は何色かな?」、「足は何本あるかな?」、
「触るとどうやって逃げる?」などと質問して“じっくり観る”という感覚を養いました。
こちらが本日の主役、チュウゴクアミガサハゴロモ。1~5枚目が成虫、6枚目が幼虫です。
みんな、大盛り上がりで捜索や観察を楽しんでくれたのと、外来種問題にも興味を持って
くれたので、思い切った内容にトライして良かったと思います。おそらく、学校の授業で
チュウゴクアミガサハゴロモの観察を取り上げるのは、まだ類を見ない試みだと思うので、
ぜひモデル授業にしてもらいたいです笑。それにしても、どこまで増え続けるのでしょう?