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ヒメハルゼミ初鳴きと別所小学校1年授業

6月24日、別所一丁目の蓮生寺付近でヒメハルゼミが鳴き始めました。18時半くらいから、

壊れたゼンマイのような「ウィーンウィーン」という声が一斉にこだましていました。

ヒメハルゼミについては、ちょうど八王子法人会の会誌6月号に記事が掲載されましたので

宜しければご覧いただければと思います。下記のURLから会誌のPDFデータをご覧下さい。

各地でネムノキが満開ですが、今年は特に花付きが良いように思います。遠くからでも、

鮮やかなピンク色が一際目立ちますね。梅雨のどんよりした空気を打ち消してくれます。

雨上がりの道ばたをヤマトタマムシが歩いていました。雨に濡れてもなお美しいお姿です!

ちょっとピントが外れてしまいましたが、飛び立ちの瞬間も偶然、撮ることができました。

この日は、別所小学校の1年生が来園しました。「夏を感じる」がテーマの校外学習です。雨と暑さの心配があったため、自然館前テラスで実施しました。1年生なので、観察対象を

絞ったほうが良いと判断し、話題沸騰中の「チュウゴクアミガサハゴロモを探せ!」という

お題を出しました。成虫と幼虫の生態や特徴、そして近年の急増について写真を用いてお話

したあと、一斉に探しました。成虫、幼虫ともに、探すまでもなくたくさんいたので全員が

見つけられました。後半は、観察カップに入ったチュウゴクアミガサハゴロモとよく似た

アオバハゴロモなどをじっくり観察しつつ「目は何色かな?」、「足は何本あるかな?」、

「触るとどうやって逃げる?」などと質問して“じっくり観る”という感覚を養いました。

こちらが本日の主役、チュウゴクアミガサハゴロモ。1~5枚目が成虫、6枚目が幼虫です。

みんな、大盛り上がりで捜索や観察を楽しんでくれたのと、外来種問題にも興味を持って

くれたので、思い切った内容にトライして良かったと思います。おそらく、学校の授業で

チュウゴクアミガサハゴロモの観察を取り上げるのは、まだ類を見ない試みだと思うので、

ぜひモデル授業にしてもらいたいです笑。それにしても、どこまで増え続けるのでしょう?


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