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パーキッズ活動納め

12月26日、自然館裏のイロハモミジには、朝から小鳥たちが賑やかに飛び交っていました。

カラ類やメジロを中心とした20羽ほどの混群です。少し先回りをして待ってみると、すぐに

先頭車両のエナガたちが私のほうに向かってどんどん近付いてきました。ピントが合わなく

なったので、一歩後退してパシャリ!丸い体に小さな嘴、いちごシロップのようなほんのり

ピンク・・やっぱりエナガの可愛さは別格ですね。ブームのシマエナガもいいですが、私の

推しは“タダエナガ”。それにしても、顔の模様が違うとずいぶん印象が変わるものです。

さて、この日はパークキッズレンジャーの年内最後の活動を行いました。9組22人が参加、

前半は冬越しする生きもの調査、後半は「LineUP」というボードゲームを楽しみました。

自然や生きものに関する数字を当てて並び替えていく、学びの要素満載のゲームです。

子どもも大人も私も大盛り上がり!年納めの活動にピッタリのナイスプログラムでした。

生きもの調査ではクワエダシャクやヒゲナガサシガメ(1枚目)、ゴマダラチョウ(2枚目)など

多くの生き物を見つけることができました。私が個人的に嬉しかったのは杉の樹皮の裏側に

隠れていたイノコヅチカメノコハムシ(=イノコズチカメノコハムシ)の発見です(3枚目)。

イノコヅチの葉上で見つかるハムシの一種ですが、こんなところで冬越ししているなんて

驚きました。4枚目は見事に擬態する蛾の仲間、5枚目は面白い形をしたクモの仲間です。

6枚目は枝に貼り付いたカキの皮ですが、同じような痕跡が周囲に何個か見つかりました。

皆さんはこれが誰の仕業かわかりますか~?・・ということで、冬も楽しい生きもの探し。

生きものへの愛と情熱に溢れたパーキッズの皆さんと一緒に歩くと、何倍も楽しいのです!

来年も皆さんの活躍を期待するとともに、楽しく学び豊かな取り組みを企画していきます。

おまけ。スタッフのFさんが飲料自販機の横に置かれたゴミ箱をどかすと、こんな光景が!

アズマモグラの坑道でしょうか?まだまだ見えていない、知らない世界があるんだなぁ・・


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