パーキッズと春の動植物調査&宝箱作り
- ひとまちみどり由木 指定管理者
- 4月24日
- 読了時間: 2分
更新日:4月26日
4月19日、パークキッズレンジャーの定例活動で27日に開催するイベントに向けた下準備を
行いました。長池公園で拾い集めた“春”を、箱に詰め込んでいって宝箱を作るものです。
良い季節なので、動植物の調査も同時に実施。30名の大所帯でワイワイ盛り上がりました!
自然館中庭にはシュレーゲルアオガエルが姿を現しました。鳴き声はよく聴くのですが、
いざ姿を探すとなかなか見つからない、かくれんぼの達人です。しっかり観察できました!
つくいけの道で開花中のジュウニヒトエには、長い触角のニッポンヒゲナガハナバチ(雄)が
やってきていました。よく似たシロスジヒゲナガハナバチとは、翅の模様で区別できます。
手すり上にはコガシラコバネナガカメムシが何匹も。ツマキチョウ(雌)も遊びに来ました。
甲虫やトンボなどの“王道昆虫”と比べて、ほとんど注目されることのない彼らですが、
今の季節ならではの面々ですし、里山の豊かさを示してくれるとても大切な昆虫たちです。
植物は春から初夏のラインナップへと変化しつつあります。園内のあちこちで咲き始めた
キンランのほか、カサスゲ、ノヂシャ、クロウメモドキ、マルバアオダモなどが開花中。
つくいけの道では、パーキッズの一人が大きなチャワンタケの一種を見つけてくれました。
活動の様子です。大人も子どもも夢中になって、思う存分に味わっています。いい光景!
27日のイベントで、今度はみんなが案内サポート役となり、参加者を楽しませる番です。
自然の愉しみ方、味わい方が、子どもたち自身を通して伝わっていくのって素敵ですね!