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パーキッズと春の動植物調査&宝箱作り

更新日:4月26日

4月19日、パークキッズレンジャーの定例活動で27日に開催するイベントに向けた下準備を

行いました。長池公園で拾い集めた“春”を、箱に詰め込んでいって宝箱を作るものです。

良い季節なので、動植物の調査も同時に実施。30名の大所帯でワイワイ盛り上がりました!

自然館中庭にはシュレーゲルアオガエルが姿を現しました。鳴き声はよく聴くのですが、

いざ姿を探すとなかなか見つからない、かくれんぼの達人です。しっかり観察できました!

つくいけの道で開花中のジュウニヒトエには、長い触角のニッポンヒゲナガハナバチ(雄)が

やってきていました。よく似たシロスジヒゲナガハナバチとは、翅の模様で区別できます。

手すり上にはコガシラコバネナガカメムシが何匹も。ツマキチョウ(雌)も遊びに来ました。

甲虫やトンボなどの“王道昆虫”と比べて、ほとんど注目されることのない彼らですが、

今の季節ならではの面々ですし、里山の豊かさを示してくれるとても大切な昆虫たちです。

植物は春から初夏のラインナップへと変化しつつあります。園内のあちこちで咲き始めた

キンランのほか、カサスゲ、ノヂシャ、クロウメモドキ、マルバアオダモなどが開花中。

つくいけの道では、パーキッズの一人が大きなチャワンタケの一種を見つけてくれました。

活動の様子です。大人も子どもも夢中になって、思う存分に味わっています。いい光景!

27日のイベントで、今度はみんなが案内サポート役となり、参加者を楽しませる番です。

自然の愉しみ方、味わい方が、子どもたち自身を通して伝わっていくのって素敵ですね!


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