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ネキトンボと明星大学インターンシップ

8月7日、つくいけの道の木陰で休む、美しい雄のネキトンボと出会いました。

翅の付け根が色付き、胸に太い黒筋が2本通っているのが特徴の赤トンボです。

2000年くらいまでは滅多に見られないトンボでしたが、ここ10年くらいで数を増やし、

多摩ニュータウン内にある小さな公園の池などでも時々目にするようになりました。

そのほか、園路沿いの花壇や自然館周辺で咲いていた草花と見かけた昆虫たちをご紹介。

順に、キセワタとメハジキ(植栽)、ヒオウギ(植栽)、ミツバオオハンゴンソウ(植栽)、

セリ、オミナエシ(植栽)とヒメハラナガツチバチ、ミンミンゼミ(交尾)です。

さて、今日から明星大学の学生2人によるインターンシップ活動が始まりました。

初日は、オリエンテーションに加えて、さっそく緑地管理業務や自然館のお仕事にも

取り組んでもらいました。長池公園の緑地作業班のメンバーともすぐに打ち解けるなど、

とても社交的で頼もしいお二人。来園者へのアンケート調査も安心してお願いできました。

中央園路に多数発生している外来種、シンジュ(ニワウルシ)の実生の抜き取り作業では、

私と3人で合わせて555株を駆除でき、体を動かす作業でも初日から大健闘してくれました。

明日以降も無理なく楽しく、様々な取り組みを体験しつつ学んでもらえたらと思います。

ところで、先日4日に「猫じゃらしの常連客」ことヒゲナガカメムシを紹介しました。

この記事を読んだ自然館スタッフから、さっそく「バスを待っている時に見つけました!」

との嬉しい報告。これからも、バス待ちや信号待ちのわずかな時間にでも楽しめるような、

身近にいるけれど知られていない、そんな生き物たちを紹介していきたいと思います。


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