2月12日、町田方面への出張のあと、午後からは企業との現地打ち合わせで上川町へ。
長池公園を挟んで正反対の場所でしたが、相模原から圏央道を使うとあっという間でした。
圏央道というと、高尾山でのトンネル建設反対運動、“天狗裁判”が思い起こされますね。
この道路を使うたびに、「自然を守る」とはどういうことなのか、考えさせられています。
午前中の出先で面白い光景に遭遇しました。メジロが器用にぶら下がっているのはザクロの
果実です。収穫適期はとっくに過ぎているので、果肉はほとんど残っていないものと思われ
ますが、割れ目から中に嘴を突っ込み、わずかに果肉の付いた種子を取り出していました。
数年来、メジロの食性に注目してきましたが、ザクロの種子を食べるのは初めて見ました。
やっぱり甘党!そして、このいかにも食べにくい形状の果実を攻略する姿はさすがです!
近くの畑では白梅が咲き始めていました。こちらは定番の組み合わせ、“ウメジロ”です。
ある時は花の蜜を頂戴して花粉の媒介を助け、またある時は果肉を食べて種子の散布にも
一役買っている・・そんなメジロたちは、植物にとってありがたい存在に違いありません。
少しだけ河原の鳥も見てきました。魚を捕らえたカワセミ、仲良しのバン、カワウです。
身近な種類ばかりですが、彼らの行動はずっと見ていて飽きません。今日もいい日でした。