8月3日、サンリオピューロランド主催のサマースクールで自然体験の講師を担当しました。
昨年に引き続き、多摩センター周辺で子どもたちと濃厚な半日を過ごしました。
セミやヤモリを捕まえたり、葉っぱに手紙を書いたり、どんぐりの赤ちゃんを集めたり、
イソヒヨドリを観察したり・・私にとっての日常が、彼らにとっては非日常なんですね!
自然に詳しい子も、生き物が苦手な子も、一緒に楽しい思い出を作ることができました。
ところで午前中、近隣の池で、水面から顔を出しているアズマヒキガエルがいました。
真夏に池の中で見るカエルといえば、外来種のウシガエルくらいかと思っていたので、
少し驚きました。春先の繁殖シーズン以外でアズマヒキガエルを見るのは、主に夜間の
雑木林という印象です。あまりの暑さで、池の冷たい水に浸かっていたのかもしれません。
池のそばではハグロトンボが群飛していました。地表から湧いてくるように飛び立ちます。
一方、勤務を終えた夕方の帰り道、ツツジの植え込みでウスバキトンボを見つけました。
お盆の時期に発生数が増えることから“精霊トンボ”などと呼ばれることもあります。
刈込後のススキには、脱皮を繰り返して大きく成長したショウリョウバッタモドキの姿も。
毎日毎日、たまらない暑さにめげそうになりますが、季節は着実に前へと進んでいます。