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コバノタツナミとクリスマスツリーづくりレポート

12月3日、コバノタツナミが長池公園の駐車場周辺で1週間ほど前から開花しています。

本来は5~6月に開放花が咲き、それ以降のシーズン(真夏と真冬を除く)には閉鎖花を

付けて自家結実を行う草花です。12月ともなると閉鎖花による繁殖が普通なのですが、

この場所ではまとまって開放花が咲いていました。陽だまりで、秋でも昆虫の訪花が

期待できるという考えなのでしょうか?そこから数十m歩いたところにもコバノタツナミが

まとまって生えていますが、こちらはほとんど全ての株が閉鎖花と果実でした。

昆虫に送粉してもらうための花を付けるか、クローンで確実に増えるための花を付けるか、

そのスイッチが環境によるものなのか、気候によるものなのか、それとも気まぐれなのか、

ふと気になってしまう今日この頃です。それにしても、開放花と閉鎖花では全然大きさが

違います。昆虫を誘うために、ずいぶん大がかりな仕事をしているものだと感心しますね!

さて、こちらは先日2日に長池公園自然館で開催された工作イベントの様子です。

講師は自然館スタッフのKさん。ドライフラワーの先生としてもご活躍されています。

「公園の木の実でつくるクリスマスツリー」ということで、松ぼっくりなどを使って

個性溢れる素敵なミニツリーを製作しました。参加者の皆さん、とても楽しそうですね!

これからも、公園の発生材や拾った木の実など、様々な自然の恵みを活用したイベントを

企画してまいりますので、ぜひ一度、参加されてみてはいかがでしょうか。


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