5月25日、パークキッズレンジャーの定例活動でセンサーカメラの設置を行いました。
運動会シーズンということもあり、6組17名の参加と人数はいつもよりだいぶ少なめ。
それでも、新しいパーキッズ仲間やヤマザキ看護大学の学生さん、OBの高校生なども
参戦して盛り上がり、カメラ4台設置のミッションも無事に果たすことができました。
各所で引き続き見頃となっているサラサウツギ。よく見ると美しい昆虫がいました。
翅が窓のように透けて向こう側が見えています。正体は蛾の一種、コスカシバです。
なんとなくドロバチの仲間に似た形と色合いをしているのは、やはり擬態なのでしょう。
自然界で「透明」を見つけると嬉しくなります。翅越しに見える花の色が綺麗ですね!
他にも、道中では様々な昆虫を観察したり、桑の実を食べたり・・自然を満喫しました。
パーキッズのみんなは、生き物探しはもちろん、遊びを生み出す達人でもあります。
築池にはオオヤマトンボ、アオモンイトトンボ(4枚目)、クロイトトンボ、外周緑地には
カシルリオトシブミ(1枚目)、ムネクリイロボタル(2枚目)、キマダラミヤマカミキリ
(3枚目)などがいました。中には杉の樹皮裏からトゲヤドリカニムシを見つけた強者も!
午後の自然館では、由木地区環境市民会議の主催によるこんな催しが行われていました。
地球温暖化防止をテーマにした創作落語と、地元に伝わる「長池伝説」の講談です。
披露して下さったのは、多摩美術大学大学院生の奥山樹生さん。じつは高校生の時から
長池公園に来て下さっています。素晴らしい話芸に参加者から大きな拍手が送られました。
おまけ。校外授業でお世話になっている別所小学校おおぞら学級の皆さんから、素敵な
プレゼントをいただきました。絵手紙風で癒されますね。館内に掲示させていただきます!