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ケンポナシとアイダクグ

10月12日、内部研修として、管理している公園緑地の一部を自然館スタッフと廻りました。

草刈りの様子を見に堀之内番場公園へ行ってみると、ケンポナシという珍しい樹木を発見!

場所は、何度となく通ってきた園路階段沿い。これまでなぜ気が付かなかったのでしょう。

いつもと違う目線で歩くと、こういうことがよくあります。河岸段丘の斜面下部などに

生える樹木で、由木地区でも大塚方面で古い記録があることから、大栗川沿いのどこかに

きっとまだあるのではないかと思っていました。それだけに、嬉しさが込み上げました。

それにしてもケンポナシの果実は本当に変な形です。拾った果実は自然館で展示しますね。

10月8日の記事で取り上げたウシハコベの生えていた水路も、草刈りが入ってすっきり。

水際で、草刈りを免れたアイダクグ(タイワンヒメクグ)の可愛い姿が目に留まりました。

芝生でよく見るヒメクグに比べて背が高く、花序も縦長の俵型が多いことがポイントです。

アイダクグは私の“推し雑草”の一つなので、皆さんも公園などでぜひ探してみて下さい!

肝心の研修そっちのけ・・というわけではなくちゃんと働いてきましたのでご安心を!

午後は夕方まで職員会議があり、辺りも薄暗くなってきた頃、築池にオシドリ飛来の朗報!

真っ暗だったのでうまく撮れていなくてすみませんが、池の縁に写真の2羽がいました。

どんぐりの落ちる季節になると必ず毎年やってきて、秋が深まる頃にはいなくなる、

そんな長池公園の風物詩的存在です。今シーズン、4種類目の冬ガモ確認となりました。

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