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クワエダシャク第一号

11月12日、長池小学校つばさ学級プログラム、秋葉台小学校5年生の田んぼ授業、そして

神奈川県公園協会のヒアリング対応など、朝から夕方まで予定の詰まった一日でした。

長池小プログラムと秋葉台小授業の様子は、記事の後半でご紹介します。まずはこちら。

築池周りにあるヤマグワの木を丹念に見ていくと、小枝そっくりのクワエダシャクの幼虫を

見つけました。私の中ではいつしか毎年の恒例となっている、クワエダシャクの幼虫探し。

以前は冬に探していましたが、まだ葉が落ちる前の11月頃にはすでにいることがわかって

からというもの、秋からキョロキョロするようになりました。この子は今年の第一号です!

別のヤマグワには3匹のキボシカミキリが止まっていました。立派な触角を持つ成虫です。

長池公園では決して珍しい種類ではなく、もっとも遅い時期まで観察することができます。

肌寒くなり、この頃は大型の甲虫はほとんど見かけないのでちょっと嬉しくなりますね!

秋は道ばたの何気ない光景が美しく感じられます。メギ、ウシノシッペイ、ムクノキです。

木漏れ日に輝くムクノキの葉。これぞまさしく、あの“きんいろのてがみ”ですよね!

さて、こちらは午前中の長池小プログラムの様子です。木の実や草のタネ、キノコなどなど

“もりのプレゼント”をたくさん拾ってきて、工作室で仲間分けにチャレンジしました。

種子や果実の多様性から、動物や私たち人間とも関わりについても想像を膨らませます。

一方、体験ゾーンでは秋葉台小の田んぼ授業最終回として、脱穀作業が行われていました。

脱穀と精米を経て、ようやく約半年かかった米づくりは完結します。よく頑張りました!

授業を見守りつつ手厚くサポートしてきた長池里山クラブの皆さんもほっとした表情です。

おまけ。「今日も小さいお客さんがいっぱい来てたな~!」と茫然自失のカルガモさん。

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