6月5日、長池公園へ向かうバスの車窓から、点々と咲く黄色い花の低木が目に留まります。
キンシバイの仲間です。道路沿いで見られるものは、背の高いタイリンキンシバイと
背が低くて横に這うセイヨウキンシバイがほとんどなのですが、案外、これらの名前や
見分け方は知られていません。(※前者はヒドコート、後者はカリシナムとも呼ばれます。)
本家のキンシバイや、庭によく植えられるビヨウヤナギと混同されることもしばしば。
①背丈、②雄しべの長さ、③葉の形と付き方に注目すれば、誰でもすぐに見分けることが
できるので、一覧にしてみました。どうぞ参考にしてみて下さい!

・・それでは、こちらの花は何という種類でしょう?
正解はタイリンキンシバイ(ヒドコート)。当てられたら、あなたもキンシバイマスター!
今日は終日、秋葉台公園で草刈りでした。刈り取り前の草むらでは、6月の花が勢揃い。
左から順に、キキョウソウ(ダンダンギキョウ)、ネジバナ(モジズリ)、ノビルです。
遊べる夏草、マルバヤハズソウの葉っぱも足もとにたくさん出てきていました。
葉っぱをちぎるとハサミ、もう一度ちぎると弓矢の“矢筈”になるマメ科の植物です。
矢筈といってもピンとこない子どもたちには、“初心者マーク”とか、“キツネの顔”を
作ってみようよと提案してみると、みんな一目散にちぎり始めてくれますよ!
ともかく、草刈りと草観察を行ったり来たりする、これが私の作業スタイルなのです笑。
もちろん、昆虫観察も忘れずに・・(クズノチビタマムシ)