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キジバト化するコジュケイ

9月25日、姿池斜面地の草刈りを行いました。この場所は今シーズン最後の予定です。

作業後写真を撮っていると、そよかぜガーデン横の林縁に2羽のコジュケイが現れました。

雑食のコジュケイは、まるでタヌキのように拾い食いをしながら歩き回る習性があります。

刈り取り直後の芝草地は、昆虫や種子など、食べられそうなものが豊富なのでしょう。

1月11日の記事でも紹介したとおり、園内のコジュケイは近付いても全然逃げません。

本来、もうちょっと臆病で及び腰な鳥のはずなのですが、あまりにも無警戒なので

なんだかキジバトを見ているような感覚に陥ります。いったい、いつからこんなに

人慣れするようになったのでしょう。誰かが餌付けしているという話も聞きません。

園内では年2回から3回ほど繁殖し、ヒナがどんどん巣立っているので、利用者の多い園内で

世代交代を繰り返す中で、人を恐れない生き方が遺伝子に刻まれていったのでしょうか?

秋の渡りに期待して、自然館周りに集まる小鳥を1羽1羽チェックしていきましたが、

今日は全ておなじみの面々でした。写真は特に個体数の多かったメジロとエナガです。

上空を2回、コシアカツバメが飛び去りました。こちらは渡りの通過個体かもしれません。

昨日未明、夜空からマミチャジナイの小群のフライトコールが何度か聴こえてきました。

日中はとんと見かけないマミチャジナイですが、夜間、かなりの数が通過している模様。

小鳥は夜に渡りを行う種類が多いので、その様子を観察することは容易ではありません。

しかしながら、夜空から降り注ぐ渡り鳥の声に耳を澄ませるのも風流で楽しいですよ!

最後に、長池公園の利用に関するお知らせです。長池公園の雑木林トレイル全域の封鎖を

解除致しました。​立ち入り禁止期間中は大変ご不便をおかけしました。

引き続き、枯れ枝等に注意して雑木林の散策をお楽しみ下さい。

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