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キクノハアオイと牧場の雑草

4月28日、堀之内寺沢里山公園の畑の周辺に群生するキクノハアオイを見てきました。

いつも地域の植物情報を提供して下さる知人が、散策中に発見されたものです。

キクノハアオイは主に西日本に帰化しているアオイ科の1年草で、深く切れ込んだ葉と、

ナガミヒナゲシのような朱色の花が特徴です。由木では今回初めて見つかりましたが、

近年、日野市などでも確認されており、関東でも珍しくなくなってきているようです。

情報によると、生育は長続きしないようなので、今後の動向を見守りたいと思います。

それにしても、葉っぱだけ見るとフウロソウ科やキンポウゲ科と見間違えてしまいそう。

おまけに花もかなり小さいので、もしも咲いていなければ素通りしてしまうでしょう。

午後からは神奈川県の牧場へ出かけてきました。牧場は、牧草はもちろん、飼料や肥料に

紛れて定着した多様な雑草が見られるので、羊やポニーよりも、足もとが気になります笑。

珍しいヒメムギクサやミナミフランスアオイなども過去に発見しており、目はギラギラ。

早速、目に留まったのはこちらの外来雑草です。どこにでもあるケキツネノボタンと

よく似ていますが、毛が無くてつるっとした茎葉や、イガイガの果実にご注目下さい。

トゲミノキツネノボタンという種類です。この仲間はどれもラヌンクリンという刺激性の

毒成分を含んでいるので、家畜に食べられることなく元気に群生しているのでした。

由木周辺では未確認ですが、神奈川県では各地に帰化しているので時間の問題かも・・

おなじみのケキツネノボタンです。花はそっくりですが、果実や茎葉はまるで違いますね!

さて、この草は何でしょう?・・そう、ペンペングサことナズナです。でもよく見ると・・

どの果実もナズナよりだいぶ細長いですね。ナズナの基準変種で、北半球に広く分布する

ホソミナズナです。国内のものはヨーロッパ原産、つまり外来系統ということになります。

林の縁にはミツカドネギが群生していました。茎を触れば名前の由来がすぐにわかります。

公園などでも植えられているのを目にしますが、名前を知る人は少ないかもしれません。

その他の雑草と昆虫です。順に、アカヒメヘリカメムシ、オニウシノケグサ、イヌムギ、

ノハラスズメノテッポウ、ウシハコベ、ムシクサ、ケカキネガラシ、カラクサナズナ、

アオイゴケ。カラクサナズナが足の踏み場も無いほど群生しているのは気がかりです。

この植物には悪臭があり、これを食べた牛から搾り取った牛乳は商品にならないほどの

悪臭がするといいます。うーん、大丈夫なのでしょうか?雑草の管理って大変ですね・・

以上、牧場に来て景色や動物の写真を一枚も撮っていない変な人の“独り言日記”でした!

おまけ。木のベンチに腰掛けたら、お尻の下に何かの気配が。裏側を覗き込んでみると・・

キムネクマバチが一生懸命ほじほじしていました。巣作りでしょうか?可愛かったです!

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