5月15日、非常勤講師を務める都内の専門学校まで出張してきました。
明日16日から3日間、長池公園で行われる実習の事前学習ということで、
教室でオリエンテーションや座学を一通り済ませたあと、実習で行う植物調査の
ウォーミングアップも兼ねて、キャンパスの周りに生える雑草調べを行いました。
繁華街の雑草観察は勇気が要りますが、授業ともなれば大手を振って雑草と
戯れられますし、何よりも、その面白さを学生さんたちと共有できるなんて贅沢!
中でも再会を楽しみにしていたのがこちら。地中海沿岸原産の外来種、カベイラクサです。
昨年の12月12日、同校から帰る途中、線路脇に群生しているのを偶然見つけたものです。
その時には下の写真のように開花していましたが、5ヶ月が経った今日も咲いていました。
初夏にも初冬にも、同じような姿で葉腋に花を咲かせていることを不思議に思って
調べてみると、ある記事に「花は年に2回、長い花期がある。」との記述がありました。
二季咲きなのだとしたら納得がいくわけですが、果たして真相は・・?
こんな時こそ、学生さんたちの力をお借りして、定点観察してもらうしかないですね!
・・ということで、明日からの実習も楽しみながら取り組んでまいりたいと思います。
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