3月18日、風の強い一日でした。夜には市内西部で大規模な火災も発生したようです。
朝、ながいけの道対岸のカタクリの開花状況を見に行ってみました。まだ気温が低く、
花被片は反り返らずに下を向いていましたが、全部で9株の開花を確認できました。
14~17℃程度まで気温が上がると、花被片が反り返ってよりカタクリらしい姿になります。
花を観察するには、あたたかい日の日中がおすすめ。予想最高気温を目安にしましょう!
カタクリ群落の中で控え目に咲いているのはアオイスミレです。カタクリの開花がピークを
迎える頃、アオイスミレは枯れてしまい、代わってナガバノスミレサイシンが咲きます。
ところで、先日17日から自然館中庭の巣箱に、待望のヤマガラが出入りを始めました!
巣作りの初期段階で、主にコケのかたまりを繰り返し運び込んでいます。巣箱内の様子は、
展示室1のモニターを介してリアルタイムで見ることができますので、ぜひご覧下さい。
上の写真は本日18日朝の様子です。私たちスタッフもこれから目が離せなくなりそうです。
巣箱の手前の足もとには、レンプクソウやマツバスゲ(いずれも栽培品)が咲いていました。
ゆっくり見ていたい気もしますが、頭上を行き来するヤマガラに気を使って早々に退散。
中庭の植物をご覧になられる際は、受付スタッフと巣箱の主まで一声おかけ下さいね!