4月11日、堀之内東山方面の緑地管理作業を終え、車で移動中のことです。
車窓から一瞬だけ見えた雑草の小群が気になり、引き返して確認してみると・・
「やっぱり!!」
北アメリカ原産の珍しい外来種、オオマツバウンランでした。
実は、2017年5月にも堀之内沖ノ谷戸公園の芝生で生育を確認しているのですが、
由木地区ではこれが唯一の記録であり、それ以来、所在不明となっていたのです。
この時の写真は、拙著『由木の植物目録2022』にも掲載されています。
思いがけず、オオマツバウンランと6年ぶりに再会でき、車を停めた自分を褒めました。
ところで、名前に“オオ”が付かないマツバウンランは各地の芝生や道端で見かけます。
花の大きさが異なるだけでなく、花の中心部の色と模様、下唇(花の下半分)の裂片の角度、
距の長さなどにも違いがあり、実際に見比べてみると一目瞭然ですね!
(写真1枚目はマツバウンラン、残りは左がマツバウンランで右がオオマツバウンラン。)
今日はもう一つ朗報がありました。
先日8日のパークキッズレンジャー活動で製作・設置を行った“インセクトホテル”に、
早くもハチが出入りしている様子を、別のスタッフが目撃したそうです!
写真と動画は同一個体ですが、ツツハナバチの仲間でしょうか?
子どもたちのこだわりが詰まった“インセクトホテル”、今後も要注目ですね!
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