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イトトンボの受難

8月29日、月末〆切の書籍の原稿提出を前に、タイミング悪く体調を崩してしまいました。

こんな時はしっかり休んで心身を整えようと思います。(台風接近の最中にすみません!)

先日26日の巡回中、堀之内寺沢里山公園の田んぼで見かけたアジアイトトンボです。

この時期、水辺の草むらを歩けば必ずといっていいほど出会う身近な種類ですが、

その美しさは一見の価値アリ!イトトンボの仲間は普通に歩いていても見つからず、

自然の中にじっくり身を置いて、姿勢と目線を低くすると、初めて目に入ります。

そのような、地表付近の低い空間で生活する彼らを見逃さないハンターがいます。

それはナガコガネグモです。湿地の草むらに網を張っており、かなりの高い確率で、

トンボたちが餌食になっているのでした。イトトンボのみならず、シオカラトンボも

クモの糸には敵わないようです。そう考えると、クモの網って頑丈なんですね!

写真にはシオカラトンボとアジアイトトンボ、それにコバネイナゴが写っています。

田んぼで繰り広げられる「命のドラマ」を垣間見ることができたひとときでした。



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