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アブラススキと明星大学インターンシップ4日目

8月10日、蒸し暑い毎日の続く中、長池公園では秋の草花が少しずつ咲き始めています。

第一デッキの階段脇で大きな穂を垂らしている植物は、イネ科のアブラススキです。

花序や茎をつまんでみると、名前のとおり、油っぽい粘液が付いてべたつきます。

毎年草刈りされ、雑草の勢力が抑えられているような林縁草地に生えますが、

うまく刈り残してやらないと逆に衰退してしまう、気難しい野草でもあります。

もっとも、里山の植物はそのような性質を持った種類が多く、林縁草地を手入れする

時には神経を使います。“外来種やつる植物に負けるな!”と心の中でつぶやきながら・・

長池前の草地ではカワラケツメイ、自然館中庭ではカントウヨメナも開花していました。

さて、明星大学インターンシップ活動も今日で4日目。公園での実習は早くも最終日です。

午前中は胴長を履いて長池に入りました。池の縁を網で掬い、外来生物の捕獲に挑みます。

最終的に、アメリカザリガニ40匹、ウシガエル(幼体)を約200匹、駆除できました。

午後は、ながいけの道の各デッキ(第一デッキ・カタクリ観察路・第二デッキ)の園路沿いを

手入れしました。私が刈払機で刈り取った草木を集め、運び出すというなかなかの重労働。

午前も午後も屋外作業となり反省していますが、最後まで元気に取り組んでくれました。

4日間の実習、お疲れさまでした。また機会があればぜひ遊び(働き)に来て下さいね!

おまけ(備忘録)。長池前の小さなエノキの実生でアカボシゴマダラが産卵していました。


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