1月24日、冬鳥の少ない今年は、身近な野鳥の暮らしぶりに注目してみるのも良いですね。
築池の西側の園路を歩いていると、ヤマガラがチョンチョンと前に出てきてくれました。
園路にこぼれ落ちたドングリを咥えています。いつもならすぐそばの枝に飛び移り、そこで
脚と嘴を使って中身をついばむのですが、この子は咥えたまま朽木に移動していきました。
隙間を順番に覗き込んだあと、スポッとドングリを差し込みました。そう、貯食ですね!
ヤマガラはカケスやリスと並ぶ貯食職人です。樹皮裏や朽木などで虫を観察していると、
彼らが差し込んだドングリをよく見かけます。積雪などで食糧が得られにくくなる未来を
先読みしてあらかじめ食糧を蓄えておく、考えてみれば凄い知恵・・というか習性です。
ところで、南エントランスに咲くロウバイでも面白いシーンを観察することができました。
ロウバイの枝に止まったのはヒヨドリです。蜜を舐めるのかな?と思って見ていると・・
パクッと花びらを咥えたではありませんか。そしてそのまま丸呑みにしてしまいました!
ヒヨドリが、コブシやヒイラギナンテンの花びらを食べるのはよく見ますが、ロウバイも
花ごと食べてしまうのですね。豪快です。まるでたくわんを食べているみたいですが笑。
おまけ。午前中はトモエガモが田んぼ側に集まっていました。順光でお顔の緑がキラリ!